移動時間と効率

移動時間と効率とは反比例しがちなものです。

例えば意外と陥りがちな話として、自社の営業エリアを拡大しすぎてしまうことがあります。

営業エリアを拡大すると売上も上がって利益も上がるように思いがちですが、これは必ずしもそうではありません。

営業エリアが拡大するということはそれだけ移動時間も増えるため、営業効率は低下するのが一般的です。

もちろん移動時間中に仕事ができない訳ではありませんが、オフィスで作業をしている場合に比べると効率は悪くなります。

また、移動時間が長いとそれだけで仕事をした気になりますし、移動は距離に比例して疲れがたまるといわれていますので、営業マンの充実感・仕事をした感はあるかもしれませんが、仕事の効率は悪くなりがちです。

もちろん通信販売やインターネットを駆使したビジネス、高額なコンサルティング業務などには当てはまりませんが、仕事の効率を考えると必ずしも対応エリアを拡大することはプラスに働くわけではないということは覚えておいた方が良いと思います。