常識の裏側に

ビジネスを行っていくうえで自分の所属している業界の常識みたいなものがありますよね。

例えば私が以前働いていたIT業界であれば見積書を「人月いくら」という形で作成するといったことや対面販売のお店であればお店で接客するといったことです。

これを逆さにしてみる(既述の例であれば人月いくらで見積書を作成しない、お店で接客しないということです)と意外な気づきやヒントがあったりします。

つまり「常識の裏側に」というのは発想を柔軟にして新しいアイデアやビジネスモデルを考えるという意味です。

他業界の常識を自分の属する業界にうまく導入して成功している会社はたくさんあります。

それは「他業界の常識=自分の属する業界の非常識」だからです。

逆にいうと常識に縛られているということは他社の動きが予想できるということでもありますから、頭の柔軟な方ならちょっとしたアイデアで差別化が可能になるということです。

こうした意識でビジネスを見直してみると意外なヒントが発見できるかもしれませんね。