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士業の事務所はブラックが多い

最近はブラック企業という言葉が一般的になりつつありますが、実は税理士や社会保険労務士といった士業の事務所はいわゆるブラック事務所であることが多いです

意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは事実です。

士業の事務所は法人化しているところは別ですが、基本的には個人経営ですので通常社会保険には加入していませんし、待遇面(給与や福利厚生等)も一般的にはよくありません

特に福利厚生は皆無に等しいですね

もともと士業の事務所は丁稚奉公的な側面が強いですし、そもそも自分で独立開業する方は組織で働くことに不向きな方が多い(下手をすると士業の事務所勤務の経験しかない)ですからね

もしお子様や知り合いの方が個人で経営している士業の事務所に勤務したいとお話されたなら、将来独立開業を目指しておられるのでなければ一般企業に勤務するよう勧められた方がよいように思います。

「百聞は一見にしかず」と言いますし、昭和感溢れる環境で仕事をされたいのであれば問題ないのですが、実態を何も知らずに転職して後悔して頂きたくないのでこのような話をブログに掲載しました。

上記は決して士業の事務所を非難している訳ではありませんし、そうでないきちんとした事務所もたくさんあるということは重々承知しております。

ちなみに当事務所には従業員はおりませんし、現時点では雇うつもりもありませんのでご安心?下さい

写真 ↓ はお昼に食べたつけ麺です。毎度のことですが、本文とは何の関係もございません

相続税の申告書作成時の誤りやすい事例集

昨日池上彰さんの選挙速報番組で池上さんの当選者等への質問を聞いていて、政治家はゼネラリストであるべきなのかスペシャリストであるべきなのかわからなくなった駆け出し税理士@上場ベンチャーあがりです

先週金曜日に国税庁のHPに「相続税の申告書作成時の誤りやすい事例集(平成28年分用)」という掲載されました。

相続税の申告は専門家に依頼されるケースが圧倒的に多いと思いますが、もしご自身で作成されるとおいう方がおられましたら参考にしてみてください。

昨日の選挙の結果を受けて、今後「改憲」の動きが加速するかもしれませんが、直近にEU離脱決議のような反面教師がありますので、数の論理で押し切るのではなく、しっかりと議論を重ね、国民に十分な説明を行った上で、国民投票にその結果を委ねて頂きたいと思います

金本監督の采配に見る感情論の危うさ

昨日ブログをアップした後に、似たような記事がヤフーニュースに掲載されて驚いた駆け出し税理士@上場ベンチャーあがりです

私は阪神ファンなのですが、昨日の金本監督の采配が酷すぎて驚いてしまいました

何と先発の藤浪投手に雨の中161球を投げさせたのです

藤浪投手が今年あまり成績がよくないことは確かだと思いますが、7回ツーアウトで藤浪投手に打席が回ったにも関わらず代打を送らずそのまま8回も続投させるとは…

これを中小企業における社長とエース社員の関係に置き換えてみると、昨年までは抜群の成績を上げていたエース社員を、今期思うような成績が上がらないため、社員と大勢の取引先がいる前で感情にまかせて一喝したようなものです。

成績(会社でいうと業績)不振でイライラがたまっているのはわかりますが、感情論では何も解決しません

ある意味晒し者にされた藤浪投手だけでなく他の選手のモチベーションも下げてしまう可能性もありますからね。

監督の役割は、中小企業の社長に例えると自社の属する市場、自社の戦力、自社の資金等を勘案し、長期的な戦略と短期的な戦術を組み立てて結果を残していくことだと思います

さらに言うと、企業でいうところの事業計画を策定し、予実管理をしっかりと行って次期以降の事業計画に反映させていくことが役割のはずです。

そういう意味で、金本監督及びコーチ陣(企業でいう経営陣)には冷静さを取り戻してほしいと思います

写真 ↓ は「落ち着く(冷静になる)」という意味で抹茶にしております

大手の価格動向から読み取れるもの

昨日の日銀の支店長会議で黒田総裁は、物価安定目標の実現に必要な場合には「量・質・金利の3つの次元で、追加的な金融緩和措置を講じる」をされました。

この発言の前提条件は「景気は基調として緩やかな回復を続けており、先行きも緩やかに拡大していく」というものでしたが、本当にそうでしょうか?

1日の日経新聞には「値下げの夏」の予感という記事が掲載され、良品計画やニトリなど、高付加価値商品で業績を伸ばしてきた企業が価格戦略を見直し、この夏以降、低価格帯に注力する方針を示していると紹介しています。

これは、消費低迷の長期化に加えて円高によって仕入価格が低下する可能性を受けたものであるとのことです。

また、少し前の話になりますが、売上が大幅に下落したことを背景にして吉野家がデフレの象徴とされた「豚丼」を4年ぶりに復活させたりと実はデフレから脱却できていないのではないかと思わせるような企業の価格動向が散見されます。

これらの記事から読み取れることは、少なくともこれらの企業の経営者は流れ(グレードの高い品質志向から価格重視の志向へ)が変わったと考えているということです。

私はアベノミクスは「これといった実態はなく単なるムードの演出である」と思っていますが、もしかすると将来のために解決しなければならない問題を先送りするという悪習慣がデフレの根源なのかもしれませんね。

期日前投票

今日も暑かったですね

さて、7月10日(日)は参議院議員選挙ですが、所要で当日投票に行くことができないので、先日博多区役所に期日前投票に行ってきました

博多区役所は事務所から徒歩1分ですので、個人的には非常に便利で毎回期日前投票でもよいかなと思ってしまうぐらいです

今回が18歳以上に選挙権年齢が引き下げになってから初めての選挙ですが、選挙権年齢の引き下げだけでなく個人的にはインターネットでも投票できるようにして投票率を上げる工夫をすべきだと思っています

イギリスのEU離脱の国民投票のように投票の結果が合成の誤謬(個別では正しいと思ったことが全体では誤った結果になっていること)を生じることもありますが、投票に行かずに権利を放棄してしまうよりはマシだと思い、社会人になってからほぼ欠かさずに投票に行っています。

今回の選挙の結果は恐らく自民党が議席を確保する(というよりも増やす)ことになる(自民党が強いというよりも野党が低レベルでだらしなさすぎるだけですが…)と思いますが、その時その時で最善だと思える政党、候補者に投票することが大事だと思います