銀行に提出するために資金繰り表を作成しておられる方がいらっしゃるかと思います。
ただ、これはあくまで銀行提出用であって、日々の資金繰りを管理するのに不便を感じていることが多いのではないでしょうか?
では、日々の資金繰りを管理するためにどうすればよいかというと、エクセル等の表計算ソフトで入金・出金・残高という欄を作り、直近2~3カ月の入出金の実績と今後の入金や出金予定を2~3カ月分入力し、週に1度見直しをすれば良いのです。
これは実際に私がCFO時代に実践していた方法で、業種にもよりますが、年商数十億円までは十分に対応可能です。
普通預金通帳のフォームをそのままエクセルシートにすると思っていただければ、どのようなシートを作成すればよいのかイメージがしやすいのではないかと思います。
このシートを作成するメリットは、資金が不足するタイミングを2~3カ月前に把握することができるため、事前に対応することができるという点です。
事前に資金繰りを把握しておくことで様々な対応の可能性を模索することができますので、是非実践してみて下さい。