よく幹部教育をどうするかとお悩みの社長さんがいらっしゃいます。
社員の底上げや同じ方向に向かうという意味で社員教育は当然必要なのですが、それだけで社員が成長し、仕事が出来るようになるかというとそれは違うと思います。
というのも「めちゃめちゃ仕事ができるな。」という方は、私の知る限り社員教育の成果ではなく、その方のもともと持っている資質に依存しているからです。
わかりやすく表現するなら、走るのが速い人は「もともと走るのが速い」のであって、訓練(教育)の結果、走るのが速くなった訳ではないということです。
同じ経験年数でも持っている資質の違いによって仕事のパフォーマンスに大きな違いが生じます。
ヘッドハンティングやエグゼクティブな人材を紹介する人材紹介会社を経て優秀な方を採用することもできますが、その方が会社に合うかどうかは別ですし、一般的な中小企業にはコスト面を含め、ややハードルが高いように思います。
出来る人と出会えるかどうかは正直申し上げて「運」だと思いますが、文章を書くのが得意な方は仕事ができる方が多いように思いますので、採用時の参考にしてみて下さい。